事例紹介
ケース紹介
ケース紹介01 Aさん30代の事例
30代後半の男性の方のケースです。
信販会社や消費者金融に借金をしてしまい、8社に対して340万円の債務があるので、破産をした方が良いのではないかと相談に来ました。
消費者金融業者の中には10年以上取引がある業者も1社あり、ある程度は過払い金が回収できる見込みがありました。
しかし、信販会社はショッピングも含まれていたり、キャッシングも最近始めたものが多く、何社かは借金が残る見込みでした。
過払い金で借金が払えるのであれば、破産はしなくて良いことになります。
取引内容を調査したところ、過払い金の方が借金を上回ることが判明しました。
利息制限法で計算すると次のようになりました。
A社 36万 34万
B社 48万 27万
C社 40万 1万
D社 17万 -13万(過払い)
E社 100万 -140万(過払い)
F社 50万 -50万(過払い)
G社 40万 -2万(過払い)
H社 12万 -10万(過払い)
3社については借金が残っており、5社は過払いとなっています。
過払い金の返還請求をおこない2社については、交渉で返還を受けることができました。
過払い金を任意に返してくれなかった3社については、裁判を起こし、返還を受けることができました。
そのお金で3社に対して借金を支払い、弁護士費用や裁判費用等の実費を差し引き、お客さんには約112万円を返金することができました。
相談前の債務 | お客様への返金額 | |
340万 | 112万 |
破産を覚悟していたようですが、100万円以上の返金を受けることができて、とても喜ばれました。
全て解決するまでの期間ですが、受任通知を送ってからだいたい5ヶ月半でした。
最近は業者の中には、裁判を起こしても返金まで時間がかかるところもあり、もう少し期間が長くなるケースが増えています。