大手貸金業者の余命は?
週刊ダイヤモンド 2010/7/31号
週刊ダイヤモンド 2010/7/31号の記事によると、
アイフル、アコム、武富士、プロミスの大手4社について、
「過払いが3年続けば全滅も」とし、過払い金返還が続いた場合、各社の引当金と純資産が何年でなくなるかを計算した結果、3年程度でなくなってしまうとのことです。
中堅貸金業者が破綻していることやアイフルの事業再生ADRなどの事情、また、現在は、上記のような大手貸金業者に対して裁判を起こしても、支払を相当先まで延ばして欲しいという提案がきたり、長期分割で過払金を返すというような案がきたりしていることから、3年程度という予想もあながち否定できません。
3年後に「過払金を請求したい」という相談を受けても、そのときには、請求相手がいない、ということもあり得ます。請求をお考えの方は早めに動かれることを勧めます。